毘沙門天のパワーを宿したと思われる彼は、今日も愛想が無い。
「どうしてそんな目で俺を見るんだ?」
そう聞いても返事は無い。
しばらくして、それは相手がダンゴムシだからだと僕は気がついた。
「なるほど、そうやって丸くなればなんだって済むと思ってるんだね」
そう言う自分の声が少し恥ずかしげに小声になっていることが無性におかしくて夜通し笑った。
そんな村上春樹風な書き出しですが、実際は順調でにぎやかになってきました。
横から見るとこんな感じ。

これはまだ全長8mmくらいですが、だいぶ縞模様が目立ってきた。
少し土をほじるとこんな感じ。

これは全長3~5mmくらい。
数えてないけど、たぶん100匹以上は殖えている。
簡単という言葉が怒り出しそうなほど強靭で簡単に殖える。
・・・ダメだ、全然似てないのに、自分の中で村上春樹に変換されてしまう(笑)
ちなみに村上春樹は正直あまり好きじゃないです。